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倶楽部活動紹介

磯子タウンマネジメント倶楽部の過去の活動をご紹介します。

【開催レポート】増田園のお茶会~新作の日本茶を試飲しましょう~

 

本日は、磯子のお茶屋さん「創作銘茶 増田園」の増田さんと一緒に、お茶のモニタリングを行う会を開催しました。

増田さんが用意したのは4つのお茶の葉。A~Dと書かれています。こうして見ているだけでも色が違いますね。ちなみに、どれも産地が違うのですが、現在の日本のお茶の木はどれもほとんど状態は近く産地による違いは少ないこと、お茶の育て方だったり製品方法による違いが大きく表れるそう。ちなみに「今年の新茶はまずいです!悪い年です」と増田さん。びっくり。天候の影響が大きいようです。
いちばん良いのは、冬はしっかり寒くなってお茶の木が眠り、春に向かって徐々に土の温度が上がっていく。そして4月中旬に雨があって後半に雨が降らない年のお茶だそうです。筍が美味しい年はお茶も美味しいそう。

さまざまなお茶のことを教えていただいたあとは、さっそくモニタリングです!A~Dまでのお茶の葉の香りの違いを体験します。

その後、1種類ずつお茶を淹れます。お湯はたっぷり入れるすぎると急須の口や蓋の穴から空気が出ることができなくなるそうで、8分目が目安と教えていただきました。上の方と下の方で濃さが違ってしまうので、ゆっくりと急須をまわして軽くかくはんします。
1~2口分の湯呑に注いで、試飲スタート!

A~Dのどれも名前も産地も製造も分かりません。でも確かにどれもおいしく、どれも違う味わい。中には、二煎目の方が美味しくなったお茶も。初めて淹れるお茶は、こうしてお茶の出方を見ながら好みの淹れ方を探るのも面白いですね。

ちなみにお茶は、硬水で淹れると渋みも甘みも全部ダメにしてしまうそうで、軟水、水道水で十分美味しく淹れられるそうです。そして、日本茶は渋み成分を出すため、あつあつのお湯を使うのが良いそうです。ただし、玉露は甘み成分を出すために、水で淹れても良いくらいとのこと。なるほど~。そしてお茶は最後までつぎ切って、葉を蒸らさないよう蓋は少しずらして開けておくと良いそうです。

途中、お菓子を食べて休憩。ちなみに、お菓子を食べた後は、渋みのあるお茶が美味しく感じるそうです。
4つのお茶を味わい、自分たちで同じように淹れてみて、どれが美味しかったのか挙手でアンケート。4つのうち2つにかなり偏った結果となりました。
それからいよいよ、A~Dが何のお茶だったのか発表です!増田さんから産地、そして育て方、どういう淹れ方に合うか、香りの特徴など教えていただきました。産地や名前が分かるとまた興味津々になりますね。みなさんたくさんメモを取っているようでした。

今回のモニタリング会は、予定の時間ぴったりに終えたのですが、参加者の方の質問に答えたり増田さんのさまざまなお茶に関する知識をきいているとあっというまに時間は延長し、気づいたらお昼に。どのお話も丁寧でそして面白くて分かりやすく、あっというまに時間が経ってしまうのです。

今度は淹れ方による味の違いも学んでみたいですね。
今回の試飲のお茶のうち2つはまだ未発売のものでした。今後の展開について、増田園さんにとっても良いモニタリング調査になったことと思います。ご協力・ご参加くださったみなさま、増田園さん、ありがとうございました!

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 磯子タウンマネジメント倶楽部では、今後も様々なイベントを行っていきます。 
イベントの告知・募集は本ホームページで行っていきますので、是非チェックして下さい。

(日方)